ジミーとアミが紡ぐひと夏の思い出を彩る『青春18×2 君へと続く道』Mr.Childrenが奏でる主題歌スペシャル映像

興行収入30億円のヒットを記録した『余命10年』(22)の藤井道人監督最新作にして初の国際プロジェクトとなる日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)。このたび、本作を彩るMr.Childrenの書き下ろし主題歌のスペシャル映像が解禁となった。 【写真を見る】「国民的彼氏」と呼ばれるスター俳優、シュー・グァンハンが初恋の記憶を辿るジミーを演じる 台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作とする本作。台湾の人気スター俳優シュー・グァンハンと日本の若手実力派女優の清原果耶をW主演に迎え、日本×台湾、18年前×現在を舞台にせつなくも美しいラブストーリーを描く。3月14日に世界最速で公開した台湾では、公開1ヵ月ですでに観客動員30万人を突破し、2024年台湾で公開された台湾映画(合作含む)ではナンバー1ヒットを記録。さらに、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ヴェトナムでも公開を迎え、特にヴェトナムでは、歴代日本映画第1位を記録するメガヒットを更新中だ。 そんな本作の主題歌を手掛けるのは、世代を越え愛され続けるバンド、Mr.Children。藤井監督が10代の頃から愛聴する憧れのバンドであり、「この映画の主題歌はMr.Childrenしかいない」という藤井監督からのラブコールによってタッグが実現。脚本に共鳴した桜井和寿が異例のスピードで制作し、クランクイン前には完成していたという書き下ろし楽曲「記憶の旅人」は、ジミー(グァンハン)とアミ(清原)の物語を凝縮したような歌詞と、温かくもせつなさの滲む音楽で物語を彩る。桜井は「こんな素敵な映画が生まれてくれたこと、そして、この映画に関われたことが、有り難くて、嬉しくていまはただ感謝でいっぱいです」とコメントを寄せた。また、ジミー役を演じたグァンハンは本楽曲を聴いた感想を「はじめの一音を聴いた途端に鳥肌が立ちました！本当に気に入っています」と話し、アミ役の清原も、「私自身もエンドロールで主題歌を聞いた時に“なんてこの作品に寄り添ってくれる歌なんだろう”とすごく心に染みたのを覚えています」と語った。 解禁となった映像は、別れを惜しむように「帰らないで」、「約束しよう」と語りかけ合うジミーとアミのシーンからスタートする。18年前、台湾の高校生ジミーと日本から来たバックパッカーのアミが偶然出会い、徐々に惹かれ合う様子、36歳となったジミーがアミから届いた絵ハガキを手に日本での一人旅に出る様子が、「君の想いをせつない願いをずっと手放さずに抱きしめて生きよう」とせつなくエモーショナルな歌詞とともに映しだされていく。さらに、日本に帰国する日にジミーに見送られながら涙を浮かべるアミの姿や、しゃがみこんで泣くジミーの姿、そしてアミが描いた絵本を読みながら大粒の涙を流すジミーの姿を映す映像に乗せ「どうしてあの時行かせてしまったの？柔らかな後悔が今日も僕に寄り添ってる」との歌詞も。アミとの“忘れられない初恋の記憶”と“果たせなかった約束”を胸に日本で一人旅に出たジミーは、旅の途中で出会う様々な人々との交流を通してアミとの記憶をひとつひとつ拾い集めていく。 場所と時を交錯しながら描かれるジミーとアミの美しくもせつないラブストーリー。ジミーが旅の果てにたどり着く、アミが隠していた“想い“とは？Mr.Childrenの主題歌が彩る感動のラブストーリーをぜひ劇場で見届けてほしい。 文/サンクレイオ翼