「私、C型肝炎なの」伍代夏子が結婚で告げた病気「野外ステージではテントに倒れ込み」
── 忙しすぎたということでしょうか? 伍代さん:違う自分を演じ続けすぎたのかもしれないですね。もともと私は人前に出るのが嫌い。ひとりが好きで、孤独が好きで、空想が好き。頑張って頑張って自分を作り替えて、メンタル鍛えてじゃないけど、芸能活動してるじゃないですか。気持ちが強いと思っていたので自分でも意外な病気に罹ったなと思っているんですが。 ──ジストニアを患ってからは生活も少し変化したそうですね。
伍代さん:犬を飼ったり、趣味の写真の時間を大事にしたり。夜は瞑想したりストレッチをしたり、ひとりの時間を大事にするようになりました。C型肝炎もジストニアもそうですが、なるべくネガティブなことを考えずに、自分がリラックスするように気持ちを持っていくようにしています。日々笑って過ごすことも大事ですね。 PROFILE 伍代夏子さん 1961年生まれ。1982年デビュー後1987年伍代夏子と改名し『戻り川』でデビュー。翌年同曲で第21回日本有線大賞、第21回全日本最優秀新人賞を同時に果たす。NHK紅白歌合戦の出場ほか、活躍中。1999年に杉良太郎と結婚し福祉活動も積極的に行なっている。5月に『いのちの砂時計』発売。
取材・文/松永怜 写真提供/伍代夏子
松永怜