鈴木亮平&有村架純『花まんま』、鈴鹿央士&ウイカがクセ強キャラに!新キャスト5名が一挙発表
作家・朱川湊人が第133回直木賞を受賞したベストセラーを、鈴木亮平と有村架純の初共演で実写映画化した『花まんま』(2025年春公開)から、鈴鹿央士、ファーストサマーウイカら5名の新キャストが発表された。 【画像】再現度凄すぎ!鈴木亮平の冴羽リョウ 本作は、大阪の下町で暮らす2人きりの兄妹の不思議な体験を描いた物語。早くに亡くした両親との約束を守るため、たった1人の妹の親代わりとして生きる熱血漢の兄・加藤俊樹を鈴木、間もなくの結婚を控えながら、ある<秘密>を抱える妹・フミ子を有村が演じる。監督は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』や『そして、バトンは渡された』の前田哲。原作の映像化企画を長年出版社へ自ら提案し続け、実写化を実現した。
新キャストとして発表されたのは、主人公兄妹を取り巻く重要な役どころを演じる5名。フミ子の婚約者で、動物行動学の助教・中沢太郎を演じる鈴鹿をはじめ、俊樹の幼なじみで、お好み焼き屋の看板娘である三好駒子役のウイカ、フミ子が抱える<秘密>に関係している繁田家の面々として、父・仁役の酒向芳、長男・宏一役の六角精児、そして長女で宏一の妹・房枝役のキムラ緑子が出演する。
鈴鹿は、自身が演じるキャラクターについて「原作の最後の一行でちらりと姿を見せる人物が、脚本ではカラスと話せる研究者というキャラクターになっていたのは驚きました」とコメント。髪を整えるのも忘れてカラスの研究に没頭するあまり、カラスと会話できるようになったというクセ強キャラで、カラスとの演技に初挑戦する。
同じく、映画オリジナルキャラクターとなる駒子について、演じるウイカは「お好み焼きと世話焼きが得意な、俊樹とフミ子を支える大切な存在」と紹介。前田監督が駒子のキャラクターを作り上げていく段階で出演をアプローチしており、親和性抜群な役柄に「ラブコールいただいて光栄でした」と喜びをみせ、「初めての前田組は、笑顔と関西弁に満ちていて、地元に帰ってきたようなアットホームで楽しい現場でした」と撮影を振り返った。(高橋理久)