町田、ルヴァン杯で大幅ターンオーバーも鹿島に完勝 黒田剛監督「町田のサッカーができなければ席はないと」
◆YBCルヴァン杯▽1次ラウンド3回戦 町田2―0鹿島(22日・町田GIONスタジアム) 町田はオーストラリア代表FWミッチェル・デュークの2ゴールで鹿島に勝利し、プレーオフ(PO)ラウンドへの進出を決めた。前半20分、相手のミスを突いて敵陣でボールを奪うと、FWエリキのラストパスからFWデュークが決めて先制。さらに同36分にはMFナサンホのクロスをエリキが絶妙なワンタッチで落とし、再びデュークが決めた。 この日はJ1首位に再浮上した19日の東京V戦から、先発10人を入れ替え。それでもリーグ戦では途中出場が続くエリキ&デュークの2トップが攻守に躍動すると、DF奥山やDF池田らルヴァン杯でのみ出場機会を与えられている選手も高いパフォーマンスを見せた。 大幅なターンオーバーを敢行した黒田剛監督は「誰が出ても、町田のサッカーができるか。我々の意図するサッカー、町田の掲げるサッカーができなかった時点で、次のレッズ戦(J1リーグ・浦和戦、26日)の席はないと言うぐらい、ひとりひとりがチームの求めるパフォーマンスを見つめ直しやってくれた」と選手達の奮闘をたたえた。
報知新聞社