細田佳央太、NHK「あんぱん」で朝ドラ初出演
俳優、細田佳央太(22)が2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」で、ヒロインの女優、今田美桜(27)で朝ドラ初出演することが26日、発表された。 同作は国民的キャラクター「アンパンマン」を生んだ漫画家、やなせたかしさんと小松暢(のぶ)さん夫妻が題材。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶ、俳優、北村匠海(26)がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じる。 細田は昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で徳川信康役で大河初出演し、今度は朝ドラに初出演となる。演じるのは、のぶの祖父・朝田釜次(吉田鋼太郎)の石材店で釜次のことことを尊敬してやまない若き石工・原豪。朝田家の一部屋に住まわせてもらっているという人物だ。細田は役について「豪は決して口数が多い子ではありません。そういう意味では、にぎやかな朝田家とは対照的に見えるかもしれませんが、彼自身の心はしっかりと動いています。だからこそ、彼自身が持つ朝田家への愛情や、その時に抱いた感情を丁寧に表現することができるよう精いっぱい努められればと思います。また、時間がたち、年齢を重ねてからの豪は人としてのかわいらしさが出る場面もあるので、豪の人としての魅力を余すことなく伝えられるよう頑張ります。初めての朝ドラに緊張はしていますが、見ててくださる方々にちゃんと元気を与えられるよう、日々の撮影も楽しむことができればと思っています」と意気込んだ。 また、やなせさんの作品のイメージや好きなキャラクターについては、「僕自身は幼い頃にヒーローというものに憧れることはなかったのですが、それでも『アンパンマン』だけは見ていまし た。格好良いから、という理由ではなく作品の中に込められている優しさや温かさみたいなものを子どもながらに感じていて…子どもから大人まで、幅広い年齢層の人が見ても、根っこに届く魅力が変わらないところがやなせさんが作る作品のイメージです」と明かした。