LME銅が上げ幅縮小、一時1万ドル近くまで上昇-他の金属は下落
(ブルームバーグ): ロンドン金属取引所(LME)の銅相場はアジア時間22日の取引で上げ幅を縮小。一時は2年ぶり高値を付けていた。4月に入りこれまで好調な金属相場について、投資家は次の動きを見極めようとしている。
非鉄金属相場はここ数週間に幅広く上昇しており、銅は22日に1トン=1万ドル近辺まで値上がりして始まった。米国や中国などの製造業活動の改善の兆しが金属相場を押し上げているものの、地政学的リスクや金融政策を巡る不確実性の再燃が明確なリスクとなっている。
LMEは22日に一時1.1%高の1トン=9988ドルまで値上がりした後、上海時間午後2時17分(日本時間同3時17分)時点で0.3%高の9908ドル。他の金属は下落し、亜鉛は1.1%、アルミニウムは0.2%それぞれ下げた。
原題:Copper Edges Back From $10,000 a Ton as Base Metals Slide(抜粋)
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