70代女性が6時間で計17回にわたり振り込み・・・約2230万円の詐欺被害 「医療費の還付手続きを」などとウソの電話で 大阪
4月、大阪府内に住む70代の女性が医療費の還付金名目で約2230万円をだまし取られる被害に遭いました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。 大阪府警によりますと、府内に住む自営業の70代の女性は4月2日午前9時半ごろ、市役所の職員を名乗る人物から「医療費の還付金について書類を送っています」「医療費の還付手続きは商業施設のATMでできます」などと電話で嘘の説明を受けました。 女性はその後6時間で、詐欺グループの指示通りにスーパーのATMやネットで計17回、約2230万円を指定された口座に振り込んだということです。 翌日、不審に思った金融機関から女性に連絡があり、被害が発覚しました。 警察は被害届を受理し、特殊詐欺事件として捜査しています。 医療費の還付金名目の詐欺事件は、ことしに入ってから大阪府内ですでに187件発生していて、被害総額は2億円を超えています。
ABCテレビ