選抜で選手宣誓を務めた橋場 公佑(青森山田)のディフェンス力の高さに注目!中学時代は日本一を経験<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>
第96回選抜高等学校野球大会がいよいよ開幕した。今大会の選手宣誓を務めたのは青森山田の橋場 公佑主将(3年)だ。橋場は決定後のインタビューで、「今年は元日に能登半島で震災がありましたので、日本中に勇気を与えられる言葉を入れたいと思います」と意気込んだ。 【トーナメント表】センバツ大会 組み合わせ 橋場はどんな選手なのか紹介していきたい。 小学校時代は青森県むつ市にある大畑BBCでプレーし、中学では青森山田中にある青森山田シニアに所属。捕手として活躍し、中学3年時にリトルシニア選抜大会で優勝を経験した。 今年の青森山田は147キロ右腕・関 浩一郎投手(3年)、144キロ右腕・桜田 朔投手(3年)の2枚看板で守り勝つチームで、橋場は正捕手としてこの2人の持ち味を引き出すリードを見せてきた。 座った時の構え方も独特だ。やや体を半身にした態勢をしており、キャッチャーミットをしっかりと示して構えている。 センターカメラから見ると、投手にとって投げやすさを感じる。少し足を浮かせて座っているので、捕球してから送球に入るまでの流れが実にスムーズ。捕手から一塁への牽制、三塁への牽制が素早く、スローイングも確実性が高い。 常に内野手、外野手に対してジェスチャーをしながらポジショニング指示も行っており、視野も広い。守備の要としてチームに貢献している。 打撃では7番を打っているが、バックスイングを小さくとって、振り幅が大きいスイングで、鋭い打球を飛ばすことができている。 青森山田は大会4日目、京都国際(京都)と対戦する。守備の要としてどんなリードを見せるのか。そして選手宣誓ではどんな言葉を残すのか注目だ。 <橋場 公佑(はしば・こうすけ> 右投げ左打ち 170センチ71キロ 小学校時代:大畑BBC 青森山田中時代:青森山田シニア 第49回日本選手権大会 「リポビタンカップ 第49回日本リトルシニア 日本選手権大会で優勝 青森山田高では2年秋からベンチ入り レギュラー 主に7番打者 趣味:音楽鑑賞 将来の夢:消防士