「刀剣乱舞」鶴丸国永役でブレイク

リアルイベント「英林館高校文化祭」への意気込みを語った岡宮来夢（右）と阿部顕嵐

　俳優の岡宮来夢（26）と6人組ボーイズグループ「7ORDER」のメンバーで俳優の阿部顕嵐（27）のW主演で6～8月に放送されたテレビ東京系ドラマ「青春ミュージカルコメディ　oddboys」のリアルイベント「英林館高校文化祭」が26、27日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ　メインアリーナで開催される。岡宮と阿部がこのほど本紙のインタビューに応じ、イベントに向けての意気込みを語った。 　ドラマは創立100周年を迎える英林館高校が舞台。部長の日比野憐（ひびの・れん＝岡宮）をはじめ、転入生の新人部員音羽翔舞（おとわ・しょうま＝阿部）ら部員数わずか5人のミュージカル部は、中川晃教（41）ふんするミュージカル嫌いの副理事長・吉良から文化祭で使用予定の多目的ホールの使用禁止を言い渡され、文化祭での公演開催の危機を迎えた。 　今回のリアルイベントは、そのシーンと連動した“答え合わせ”のステージが展開。練習を重ねてきた「十五少年漂流記」をミュージカル部　with　生徒会としてパフォーマンスするほか、生徒＆OBの有志によるスペシャルライブパフォーマンスなどが予定されている。中川や加藤和樹（40）もドラマに続きイベントにも日替わり出演する。 　ドラマの集大成をリアルイベントとして展開することについて、岡宮は「楽しいなって思う。見ていたドラマのイベントに自分も参加できるってなったらすごいうれしいと思う」と胸を躍らせながら「この仕事をしていなかったら先生になろうと思っていたくらいに文化祭が好き。お祭りを開催するっていうことなので、なんでもかんでも楽しむっていう気持ちかな。僕らも、お客さんも」とニッコリ。 　学生時代に芸能活動を始めていた阿部は「一度、（7ORDERメンバーの長妻）怜央の学校に行ったけど、やる側の参加は初めて。来夢から聞いた感じだとエンターテインメントってことですよね」と、人生初の文化祭に目を輝かせ、「僕ら（ドラマのメンバーが）集まる最後の機会。ここでしか見られないよ！っていうのはある」とアピールした。 　岡宮もうなずきながら「絶対に会いに来てほしい。そうすれば（次につながる可能性も）なくはないですよ」と含みをもたせつつ「自分たちも高校生になったくらいの気持ちで来てもらいたい。他校の文化祭、カッコいいミュージカル部ってあるんだ！って感覚で」と呼びかけた。 　岡宮来夢（おかみや・くるむ）　1998年4月23日生まれ、長野県出身。2015年に「第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の準グランプリを受賞。19年にミュージカル「刀剣乱舞」の人気キャラクター・鶴丸国永役に抜てきされ注目を集める。以降、刀剣男士としてNHK総合「うたコン」などの歌番組でもパフォーマンスを披露。「ロミオ＆ジュリエット」2024版ロミオ役などミュージカルにも多数出演。 　阿部顕嵐（あべ・あらん）1997年8月30日生まれ、東京都出身。2010年から18年まで旧ジャニーズ事務所に所属しJr.内グループ「Love tune」として活動。現在は「7ORDER」のメインボーカルを担当する。ミュージカルの主な出演作は、17年のミュージカル「魔女の宅急便」トンボ役をはじめ、「『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』THE MUSICAL」の主演レイン役など。