ドライバー不足の中、持続可能な交通システムへ… 石川・小松市で全国初の“有料・通年運行”の自動運転バスがお披露目
北陸放送
3月16日の北陸新幹線敦賀開業にあわせて小松駅と小松空港を結ぶ、石川県小松市の自動運転バスが3日、市民にお披露目されました。 【写真を見る】ドライバー不足の中、持続可能な交通システムへ… 石川・小松市で全国初の“有料・通年運行”の自動運転バスがお披露目 駅と空港間を走行する自動運転バスは2つの交通拠点をスムーズにつなぐことで都市機能を向上させ地域全体の発展を目指すものです。今月9日からの運行開始を前に行われたお披露目式には、宮橋勝栄市長や市民らが参加し、自動運転バスの試乗を楽しみました。 小松市が運行する自動運転バスは「レベル2」で、アクセルやブレーキ、ハンドル操作は基本的に自動で行われますが運転手の監視が必要です。 乗車した市民 「(バス自動で走らせる)そんなことできるんだって。自分もこんな発明をしてみたいと思った」 「車線変更とか右折する時とかどうなるんだろうって気になっていたがセンサーで察知して安全に走ってくれたので、これからも安全に街を移動する車があったら心強いと思った」 小松市 宮橋勝栄市長 「バスの運転手だとかタクシーの運転手、こういったドライバー不足というのが今、大きな社会課題になってきている。そういった意味でも持続可能な交通システムを作っていくために自動運転のバスを導入することで将来的にもそういったことの課題に解決していきたい」 自動運転バスが有料で通年、運行されるのは全国で初めてとなります。小松市では2025年度以降に特定条件下での無人運転(レベル4)の運行を目指します。
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