神奈川県・県警・ヤマップが山岳遭難防止に向け協定締結
相次ぐ山岳遭難を防ごうと、神奈川県と神奈川県警、登山専用アプリを運営する株式会社ヤマップの3者が5日、協定を結びました。 3者で情報を共有し、遭難を防ぐ適切な対策を行う方針です。 5日午後、神奈川県庁で行われた協定式には、黒岩祐治県知事、神奈川県警の直江利克本部長、株式会社ヤマップの春山慶彦代表取締役CEOが出席しました。 ヤマップは、登山者が登山の記録や山の情報を投稿できる登山専用アプリ「YAMAP」を運営していて、協定では、「YAMAP」に集まった登山道での道迷いに関する情報を定期的に共有し、これらの情報を基に県や県警が対策を行う方針だということです。 神奈川県警によりますと、県内ではことし5月末までに山での遭難や事故が63件確認されていて、「自分がいる場所がわからなくなった」などという道迷いに関する通報が最も多いということです。