ヒロミ&相葉雅紀が群馬県・伊香保で室町時代から続く老舗旅館、部員5人の吹奏楽部の“お困りごと”を全力解決
『相葉ヒロミのお困りですカー?』(テレビ朝日系 午後7時~8時54分)が、10月30日(水)に放送される。 【写真】指揮者となってタクトを振る相葉雅紀 この番組は、ヒロミと相葉雅紀が全国の町の人々の“お困りごと”を解決するべく、体を張って人助けをする特別番組。公私ともに仲良しの二人だが、ゴールデンでは24年ぶりのMCタッグとなる。 今回の舞台は群馬県・伊香保。群馬四大温泉の一つである伊香保温泉は美肌の湯として有名で、この秋には紅葉の名所としても大人気。そんな伊香保だが、実は高齢化が進み、多くのお困りごとが発生していた。 もうすぐ60歳のヒロミは「人を助けている場合じゃないよ」と笑いながらも、今回も「早くアクセル踏みたい」と大張り切り。妥協しない男・相葉も「(町の人の)たってのお願いじゃ、投げだせない」と休憩も忘れて奮闘する。 今回のモンスター級“お困りごと”の依頼主は、創業522年、室町時代から続く伊香保最古の旅館。伊香保温泉のシンボル・365段におよぶ長い石段街のさらに奥に向かったヒロミと相葉。そこには「お湯の神様」として伊香保を守る不動尊をまつった庭園があったが、お不動様の周りは、神聖な庭園にもかかわらず草がボーボーの荒れ果てた姿。 伊香保温泉を災いから守る神様として崇められてきた、いわば“伊香保の宝” であるお不動様のいる庭園がなぜそんな姿になっているのか。そこには、新型コロナウイルスの影響で客足が途絶えた後、インバウンド需要でお客さんが急増し人手不足に陥ってしまうなど、近年温泉旅館が直面してきた事情があった。 ヒロミと相葉は、伸び放題の雑草を抜くだけでなく「どうせならきれいにして、新しい伊香保の観光地にしよう」と美しい庭園化を計画。「伊香保のためなら」と地元の若い衆やプロの庭師たちも集まって力を合わせて庭園をよみがえらせる。仕上げにはヒロミと相葉のアイデアがさく裂。一度訪れてみたくなる、風情たっぷりな伊香保の新名所の完成形に注目だ。 さらに、相葉とヒロミが全校生徒たった28人という伊香保中学校をサプライズ訪問。2人が来ることは校長先生しか知らなかったため、教員も生徒もびっくり&歓喜。そこで聞いた、たった5人しかいない吹奏楽部の生徒の“お困りごと”は「一度でいいから大人数で演奏してみたい」。 歌って踊れるが、楽器はできないスーパーアイドル・相葉と、できる楽器はギターのみというヒロミ。そんな2人が一体どのように力になれるのか。しかし、やるとなったら全力で挑むのがこの2人。群馬県中から総勢57人の吹奏楽団を集め、相葉が指揮者、ヒロミがシンバル奏者としてオーケストラに加わることに。「主役は中学生。自分が失敗できない」と忙しい合間を縫って猛練習するヒロミ&相葉。もちろん吹奏楽部のメンバーも、初めての大舞台に向けて必死に練習を重ねる。 そして迎えた本番。相葉&ヒロミの参加を知らない地元民が、吹奏楽部員たちの勇姿を見届けようと500人以上集まることに。演奏するのは、大人数のオーケストラならではの大曲「威風堂々」。最大の見せ場として、吹奏楽部メンバー5人だけで演奏するパートもあり、緊張のあまり涙する部員も…。それぞれの家族も見守る中、部員たちは日頃の感謝の気持ちを胸に、一世一代の夢のステージへと向かう。 他にも、高齢化社会で問題となっている、放置された竹藪が引き起こす「竹害」を防ぐべく、重さ20キロを超える竹の伐採に挑む。
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