1年前に任天堂スイッチを買ったばかりなのに、PS5がほしいと言い出した息子。流石にゲーム機を2台買い与えるのはぜいたくでしょうか?
1年前に任天堂スイッチを買ったばかりなのに、今度はPS5がほしいと言い出した息子に対し、親とすれば買い与えるべきか悩むところです。ゲーム機2台購入は現代の子供たちの普通なのでしょうか。今回は息子の要望に、親としてどう向き合うべきかについて、さまざまな視点から考えていきましょう。
ゲーム機所有率
台湾のオンラインメディアであるザニューレンズが16歳~60歳の日本在住インターネット利用者に調査したところ、家庭用ゲーム機の所有率は表1の通りでした。 表1
表はザニューレンズ「家庭用ゲーム機及びゲームソフトに関する調査」家庭用ゲーム機の所有率を基に筆者作成 この結果から分かることは、日本における家庭用ゲーム機の所有率は比較的低く、所有していない人が過半数を占めているということです。 また、家庭用ゲーム機を所有している人の中でも、複数台所有している割合が1台のみ所有している割合よりも高いことが示されています。このことから、ゲーム機を購入する家庭では、複数のゲーム機を所有するケースが多い可能性がうかがえます。 メーカー別の所有率をみるとプレステが59.0%、Switchが54.8%となっており、プレステを所有している人の方がやや多いという結果でした。 ■任天堂スイッチは幅広い年齢向け 任天堂スイッチは、さまざまな年齢層に向けたゲームソフトを豊富に取り揃えており、幅広い年齢の方々楽しんでいます。任天堂スイッチのゲームソフトには、ソロプレイ専用のものから、家族や友達と一緒に楽しめる協力プレイ対応のものまでさまざまです。 家族や友達と一緒に楽しむためには、2~4人で同時プレイが可能なソフトや、多人数での対戦ができるオンラインマルチプレイ対応のソフトを選ぶとよいでしょう。ゲームソフトを購入する際には、対象年齢の確認も重要です。 ソフトには、特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)が定めたレーティングが記載されています。このレーティングは「A」(全年齢対象)・「B」(12歳以上)・「C」(15歳以上)・「D」(17歳以上)・「Z」(18歳以上)に分類されており、購入時には対象年齢に合わせたソフトを選ぶことができます。 ■PS5は任天堂スイッチとは異なる5つの魅力がある PS5はその高いグラフィック性能が特徴で、最大8K解像度に対応しており、美しい映像でゲームを楽しむことができます。また、Blu-rayやDVDのディスク再生にも対応しているため、ゲームだけでなく映画やドラマも楽しめるのが魅力です。 PS5は家電製品としても優れており、家庭でのエンターテインメントを幅広くカバーしますが、持ち運びには向かない点に注意が必要です。気軽にどこでも遊びたい人には大きなデメリットとなるかもしれません。 Switchは「家庭用ゲーム機」として使いやすく、持ち運びも可能ですが、PS5は「家電製品」としても優れた機能を持っています。それぞれの特性を考慮して、目的に応じて選ぶのがよいでしょう。