カタールW杯は逃したが…… オシムヘン、ボニフェイス、イウォビらナイジェリア代表は“アフリカ最強候補”なのか
AFCONの頂点を目指す
現在コートジボワールで開催されているアフリカ・ネイションズカップ2023に参戦しているナイジェリア代表は、18日に行われたグループステージ第2節で開催国のコートジボワール代表を見事1-0で撃破。初戦は赤道ギニアと1-1で引き分けていただけに、コートジボワール相手の勝ち点3は大きい。 このゲームでPKから決勝ゴールを奪ったPAOK所属DFウィリアム・エコングは、現在のチームについて次のようにコメントしている。 「今いる選手たちを見ると、ナイジェリアとしてはこれまでプレイした中で最高のチームかもしれない」(『BBC』より)。 ナイジェリア代表は2022年のワールドカップ・カタール大会出場を逃している。アフリカを代表する強豪としては屈辱的な結果だったが、それでも現代表の顔ぶれは豪華だ。 何より前線にはナポリFWヴィクター・オシムヘン、ミランFWサミュエル・チュクウェゼ、アタランタFWアデモラ・ルックマン、ニースFWテレム・モフィ、さらに負傷離脱したレヴァークーゼンFWヴィクター・ボニフェイス、レアル・ソシエダFWウマル・サディクといった選手もいる。 中盤にもフラムMFアレックス・イウォビ、負傷離脱したレスター・シティMFウィルフレッド・エンディディがおり、メンバーのほとんどが欧州トップリーグでプレイしている。エコングが自信を持つのも当然だ。 ややタレントが前線に偏っているところはあるが、それでもアフリカの頂点を狙うだけの破壊力はあるはず。スーパーイーグルス完全復活へ今大会も目指すは頂点だ。
構成/ザ・ワールド編集部