【中継録画】暴言辞職の出直し明石市長選 泉房穂氏が当確の報受けあいさつ
兵庫県明石市の泉房穂前市長(55)が市職員への暴言で辞職したことに伴う市長選は17日夜、投票が終わり、即日開票された。出直し選に臨んだ泉氏は、当選確実の報を受け、市内の選挙事務所前で支持者らにあいさつした。 【動画】暴言辞職の出直し明石市長選 泉氏が選挙事務所前で会見 万歳も笑顔もなく、自身の暴言問題によって選挙となったことに対する謝罪の言葉からあいさつは始まった。子育て世代や高齢者、障害者ら「すべての市民に優しい明石をつくると約束したじゃないか」と市民から励ましの声をもらって出馬を決意したといい、「あらためてこれからの明石に対して責任を果たしていきたい」と語った。 ただ「私は来月あらためて統一地方選で市民からの判断を仰ぐ立場。現時点ではこれ以上の多くのことを語れる立場ではない」とも述べた。
市長選には泉氏のほか、元明石市長で無所属の北口寛人氏(53)、元兵庫県議で共産新人の新町美千代氏(71)の3氏が立候補していた。 泉氏が当選すると、任期は辞職前の期間が引き継がれて4月末までとなり、4月の統一地方選(21日投開票)で再び市長選が行われる。