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（ブルームバーグ）： トランプ前米大統領が立ち上げたソーシャルメディアの運営企業トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは、株式時価総額が約28億ドル（約4300億円）減少した。先月必死に株価を競り上げた小口トレーダーの一部が売り始めたことが響いた。

トランプ・メディアの株価は、上場した３月26日の終値から36％下落。投資家が特別買収目的会社（ＳＰＡＣ）のデジタル・ワールド・アクイジション（ＤＡＷＣ）との合併を承認した３月22日の取引水準も下回った。

トランプ氏が立ち上げたトゥルース・ソーシャルを所有するトランプ・メディアはＤＷＡＣと合併した後に公開企業となって最初の数日で急騰した。しかし、2024年大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領を支援する手段として株を購入した個人投資家の関心をつなぎとめるのに苦慮している。

同社株の大半を保有するトランプ氏自身の含み益は株価下落で16億ドル減少し約29億ドルに落ち込んだ。トランプ氏が含み益の恩恵を受けるには、ロックアップ契約に基づいて株式を売却できるようになるまで６カ月待たねばならない。

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原題：Trump Media Spirals as 36% Dive From Debut Erases Billions (1)（抜粋）

--取材協力：Erik Larson.

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