巨人じゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(6)2桁サウスポーが“大低迷”で
阿部慎之助監督の下、王者奪還を目指す2024年シーズンの読売ジャイアンツ。昨オフには積極的な補強を行い、投打ともに厚みを増している。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手もいる。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
髙橋優貴
·投打:左投左打 ·身長/体重:178cm/82kg ·生年月日:1997年2月1日 ·経歴:東海大菅生高 - 八戸学院大 ·ドラフト:2018年ドラフト1位 2021年にブレイクを遂げた髙橋優貴だが、近年は低迷したシーズンが続いている。 八戸学院大から2018年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから18試合に登板し、5勝7敗、防御率3.19をマーク。同年の日本シリーズでは先発マウンドも託された。 2021年は先発ローテーションに定着すると、27試合の登板で11勝9敗、防御率3.39の好成績。しかし、140回2/3を投げて与四死球63と、制球力に課題を残していた。 すると、翌2022年は10試合登板で1勝5敗、防御率5.40と大きく数字を落とした。さらに、同年9月に左肘関節鏡視下クリーニング手術を受けた影響もあり、オフには育成契約に。 昨季4月に支配下復帰を果たしたが、同年は6試合の登板にとどまるなど不本意なシーズンが続いている。 2021年の活躍時にはスクリューボールが武器だった髙橋。一軍でも通用するボールを持つだけに、制球力を改善して新たな活路を見出したい。
ベースボールチャンネル編集部