中山美穂さん入浴死…法医学の教授が強調する「ヒートショックを防ぐ4つのポイント」死者は交通事故の5倍・早ければ入浴5分で発生
法医学が専門の鹿児島大学大学院・林敬人教授によると、ヒートショックを防ぐポイントは、入浴時の温度差をいかに減らすかです。 (1)まずは脱衣所や浴室を暖めること。浴槽のお湯をシャワーでためると湯気がこもって浴室を暖められます。脱衣所など寒いところにヒーターを置いて、部屋を温めることが大切です。タオルなどがヒーターにかかると火災のおそれがありますので、ヒーターの近くに燃えるものを置かないよう注意してください。 (2)お湯の温度は38~40度にし、かけ湯をしてから湯舟に入ること。その際、水位は半身浴程度にします。 (3)湯舟から10分以内に上がること。長時間入浴しないことも大切です。 (4)食後や、気温が下がる深夜・早朝の入浴も避けましょう。異常があった時に早く気付けるよう、入浴前に家族に声をかけることなどが大切です。 (林教授)「入浴時警戒情報で「警戒」や「危険」が出ている時は、入らない選択肢があっていい。入るのであれば、予防対策をして安全を確保することが大事」 鹿児島県内の入浴時警戒情報は2月末まで毎日発表され、MBCのテレビやラジオ、ホームページで確認できます。
南日本放送