Xbox One発売10周年。最新ゲームはもちろん、過去の名作も遊べる後方互換機能も魅力的なハード【今日は何の日?】
※本記事は、2023年9月4日にアップした記事を再編集したものです。 初代Xboxから始まって3世代目のハード 【記事の画像(3枚)を見る】 2014年(平成26年)9月4日は、据え置き型ゲーム機のXbox Oneが日本で発売された日。本日で発売から10周年の節目を迎えた。 Xbox Oneは、マイクロソフトから発売された家庭用据え置き型ゲーム機。Xbox、Xbox 360に続く、3世代目のXboxとなる。海外の多くの国では前年2013年11月22日に発売されており、日本では10ヵ月近く遅れての上陸となってしまったため、ファンはかなりやきもきしてしまったのではないだろうか。ハード性能が飛躍的に向上したのはもちろん、初期モデルにはKinectセンサーが標準装備として同梱されており、ジェスチャーや音声認識、顔認識などを利用した操作にも対応していた。 初期モデルにはKinectセンサーが標準装備されていた。 いまでは後方互換が大きな魅力のひとつとなっていて、2015年のアップデートによるエミュレーターを介することで、当初はなかったXbox 360用ソフトの後方互換を実現。ゲームファンであれば誰もが欲する機能と言っても過言ではないため、E3で初めて発表された際は非常に大きな注目を集めたことを記憶している。すべてのゲームが動作するわけではないが、実際にXbox 360用ソフトがXbox One上で動作したときにはファンの誰もが驚き、歓喜したのではないだろうか。 Xbox 360専用の名作ソフトはかなりあるので、これ目当てでハードを購入した層もいたはずだ。Xbox Oneの機能を活かし、ゲーム録画やストリーミング配信などを簡単に行えるのも便利。2017年には後方互換のラインアップに初代Xboxのタイトルが追加されることが発表され、こちらも話題を集めていた。 2016年11月24日には、小型化や4K映像のストリーミング再生などに対応した普及型のXbox One Sを発売。2017年11月7日には、4K解像度のゲームにも対応した上位機種Xbox One Xを発売した。Xbox One Xは、なんと日本を含めた世界各国で同時発売だったので、これには日本のファンも大喜びだったのではないだろうか。しかも、時差の関係で全世界を通じてもっとも早く発売されたというのだから、謎の誇らしさもあった。 Xboxシリーズは、全体的に本体サイズが大きいものも多いのだが、Xbox One Xはシュッとしていてかなりコンパクトな仕上がり。それでいて、Xbox One Sのおよそ4倍にもなる処理能力を持ち、ゲーム表示においてネイティブ4Kレンダリングを実現するなど、非常に高性能なハードになっているのがうれしいところだ。 Xbox One S ハイエンドのXbox One X なお、Xboxシリーズの4世代目となる次世代ハード、Xbox Series X、並びにXbox Series Sが2020年11月10日に発売。4K解像度や秒間最大120フレーム(120FPS)の描画、より高速なロードを実現したほか、初代Xboxからの4世代にわたる圧倒的な数のゲームがプレイ可能となっている。