日本で2番目に「森林面積が大きい」都道府県はどこなのか 全体の約3割が知っていた
日本で1番森林面積が大きいのは北海道です。では、日本で2番目に「森林面積が大きい」都道府県はどこかご存知でしょうか。 ◆【写真2枚】都道府県別の「森林面積ランキング」を見る 今回アンケートを取ったところ、全体の約3割が知っているということが分かりました。 記事後半では、日本で2番目に「森林面積が大きい」都道府県の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で1番「森林面積が大きい」都道府県はどこなのか
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「長野県」「岩手県」「新潟県」「福島県」の4択のうち、「日本で2番目に『森林面積が大きい』都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の51%が長野県と回答。 次に多かったのが34%の岩手県。そして8%の新潟県、7%の福島県という順番になりました。内陸県で平均標高が日本で1番高い長野県(1132m)が約5割の票を獲得。 ちなみに各県の森林率は長野県・79%、岩手県・77%、新潟県・68%、福島県・71%となっています。どの県も約7~8割が森林なのです。
各都道府県の「森林面積」を見てみると…
林野庁が2022年に公表した「都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日)」によると、森林面積が1番大きいのは北海道で、553万6144ヘクタールです。 そして2番目に大きいのは、岩手県の116万9302ヘクタール。そのうち48万1800ヘクタールが人工林面積となり、人工林率は41%です。 選択肢にあった長野県は、3番目の106万6951ヘクタール。福島県は4番目の97万2062ヘクタール、新潟県は6番目の85万5084ヘクタールとなっています。ちなみに日本で1番森林面積が小さい都道府県は、大阪府の5万6738ヘクタール。森林率は30%でした。
岩手県の県内総生産は4兆7014億円
ここからは日本で2番目に森林面積が大きい岩手県について紹介します。 岩手県は本州の北東部に位置し、東西約122キロメートル、南北約189キロメートルと南北に長い形をしています。森林面積だけでなく、面積も北海道に次ぐ大きさとなっており、日本の面積の約4%を占めています。 経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目4兆7014億円。1人当たりの県民所得は268万5000円でした。 いかがでしょうか。今回は日本で2番目に「森林面積が大きい」都道府県について紹介しました。 ●調査概要 調査日:2024年9月11日 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・林野庁「都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日現在)」 ・岩手県「岩手県の面積・気候」 ・岩手県「令和3年度(2021年度)岩手県県民経済計算の概要」
小野田 裕太