「ごはん」vs「食パン」!朝食で毎日食べるとどれくらいの差額がある?
朝食には絶対にごはんを食べたい方もいれば、食パンが好きな方もいるでしょう。主食にごはんを食べるか、食パンを食べるかを悩んだときに、費用面ではどれくらいの差があるのかが気になる方もいると思います。 本記事では、毎日朝食として、ごはんを食べる場合と食パンを食べる場合の費用を比較します。ごはん派の人も食パン派の人もいつも迷っているという方も、ぜひ参考にしてください。
毎日朝食にごはんを食べる場合の費用
まずは、ごはん1杯の価格がいくらなのかを算出します。総務省が公表している「小売物価統計調査」によると、米5キログラムあたりの価格はおよそ「2310円」です。また、5キログラムのお米では、約77杯分のごはんが炊けます。 このことから、ごはん茶わん1杯分の価格は以下のとおりです。 2310円÷77杯=30円(1杯あたりの価格) 毎日朝食に1杯のごはんを食べるとすると、1ヶ月で900円かかります。 ■ごはんの魅力 朝食にごはんを食べるときは白米だけではなく、何かしらおかずとセットにして食べるのではないでしょうか。 例えば、卵かけごはんにしたり鮭を焼いたりと、ごはん以外のものもあわせて食べるため、栄養バランスの整った食事になるというメリットがあります。 ごはんの糖質だけではなく、魚や納豆、卵などのたんぱく質、おみそ汁でミネラルなどもあわせて摂取することで、一日の基礎代謝が上がり、活動的に過ごせるでしょう。食事バランスをあまり気にしていなかった方は、朝食にごはんを食べれば自然とバランスが整うため、おすすめです。
毎日朝食に食パンを食べる場合の費用
次に、6枚切りの食パンを毎朝1枚食べる場合の費用を算出します。ごはんと同じく「小売物価統計調査」によると、食パン1キログラムあたりの価格は「527円」です。また、日本パン公正取引協議会によると、食パン1斤の重さは340グラム以上510グラム未満とされています。 今回は、食パン1斤の重さを400グラムに設定して計算します。 400グラム÷1キログラム×527円=約211円(食パン1斤の価格) 朝食に6枚切りの食パンを1枚食べるとすると、価格は以下のとおりです。 211円÷6枚=約35円(6枚切りの食パン1枚あたりの価格) 食パン1枚を朝食で食べる生活を1ヶ月続けた場合、およそ1050円の出費になります。ごはんと比較すると、ごはんを食べる生活のほうが少しお得であることが分かりました。 ■食パンの魅力 食パンは、忙しい朝でも手軽に食べられるという魅力があります。また、食べ方やアレンジも豊富ですので、毎日食べても飽きにくいことも特徴の一つです。例えば、トーストしてバターやジャムを塗る、好きな具材をはさんでサンドイッチにする、フレンチトーストにするなど、さまざまな調理方法があります。 サンドイッチにしてハムや卵、サラダをはさめば、栄養バランスも考慮された食事にすることも可能です。また食パンのなかでも、ライ麦で作られているものや米粉で作られたものもありますので、健康に気を使っている方でもパン食を楽しめるでしょう。 ただし、バターやジャムを塗っただけのトーストを毎日食べていると、栄養バランスが崩れてしまうおそれがあります。食パンを朝食に選ぶときは、栄養の偏りになるべく注意して、ハムや卵などでたんぱく質や、サラダでビタミン・ミネラル類をあわせて摂取するようにしましょう。