清水崇監督最新作『あのコはだぁれ？』怖すぎて“上映中止”となった特別映像が公開

「呪怨」シリーズを手掛け、ハリウッドリメイク版として世界中で公開された『THE JUON　呪怨』(05)が日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得するなど、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督。昨年公開され話題となった、『ミンナのウタ』(23)のDNAを引き継ぐ最新作『あのコはだぁれ？』(7月19日公開)より、特別映像“上映中止ver”が公開された。 【写真を見る】昨年の『ミンナのウタ』では、GENERATIONSが恐怖に巻き込まれていたが… 本作は、とある夏休み、補習授業を受ける男女5人の教室でいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー。今回、映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲が、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師、君島ほのかを演じる。 また補習授業を受ける生徒役には、6月に公開を控える映画『違国日記』(6月7日公開)で新垣結衣とダブル主演を務める早瀬憩をはじめ、『君たちはどう生きるか』(23)で主人公の声優を務めた山時聡真、『るろうに剣心 最終章The Final／The Beginning」(21)でシリーズ最恐の敵、雪代縁役の新田真剣佑の青年期役を演じた荒木飛羽、Z世代から圧倒的な支持を集める若手発掘、育成プロジェクト「私の卒業」プロジェクト第5弾『こころのふた～雪ふるまちで～』(6月14日公開)の公開が控える今森茉耶、『孤狼の血 LEVEL2』 (21)で鈴木亮平演じるヤクザの少年時代を演じた蒼井旬らフレッシュなキャストが勢揃いした。 今回解禁された特別映像“上映中止ver”は、一部の観客に強い恐怖感を与えてしまう可能性があるという理由から、劇場での上映を中止したWEB限定映像。学生たちの間で囁かれる噂。「知ってる？“あのコ”に見つかると殺されるんだよ」。とある夏休み、補習授業を受ける生徒たちの中に、本来教室にいるはずのない“あのコ”の姿が。血の足跡、不穏なピアノのメロディ、そして読み上げられるターゲットたちの名前。映像の最後には、映像を観ている者もターゲットに。一度観たら忘れられない、狂気に満ちた映像となっている。 また5月3日(金)～5日(日)に世界最大級のポップカルチャーイベント「大阪コミックコンベンション2024」が開催されるが、5日に実施予定の大阪コミコン2024と映画雑誌「DVD＆動画配信でーた」のコラボ企画ステージ「大阪“怖”コン2024」に、主演の渋谷凪咲をはじめ、穂紫朋子、清水崇監督の出演が決定。ホラー映画ファンが集う会場で、クランクアップを迎えたばかりの出演者と監督が本作や撮影の様子など、その魅力をたっぷりとお届けするスペシャルステージになるとのこと。 2024年夏も、“あのコ”の恐怖を再び味わうことになる『あのコはだぁれ？』。なお、特別映像を観る場合は、自己責任のもと、心して観ることをオススメする。 文/サンクレイオ翼