19歳ノスコヴァが四大大会初の8強 スイトリナが開始3ゲームで途中棄権<女子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は22日、女子シングルス4回戦が行われ、世界ランク50位のL・ノスコヴァ(チェコ)が第19シードのE・スイトリナ(ウクライナ)と対戦。スイトリナが背中の負傷により第1セット第3ゲームで棄権したため、四大大会初のベスト8進出を果たした。 【サバレンカら全豪オープン組合せ】 19歳のノスコヴァは今大会、1回戦で第31シードのM・ブズコバ(チェコ)をストレートで下すと、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した同206位のM・ケスラー(アメリカ)を破り3回戦へ。3回戦では第1シードで同1位のI・シフィオンテク(ポーランド)をフルセットの末に撃破し四大大会初の16強へ駒を進めていた。 一方のスイトリナは昨年出産から復帰し、着実に世界ランクを上昇。今大会はシードが付くまでになり、1回戦から3回戦まで1セットも失わずに4回戦まで勝ち上がった。 試合は序盤からストローク戦となるなか、スイトリナが第2ゲーム終了後に背中の痛みでメディカルタイムアウトを取得。その後もプレーを継続したが、サービスを満足に打つことができず、無念の棄権となった。 ノスコヴァは準々決勝で予選から出場している世界ランク93位のD・ヤストレンスカ(ウクライナ)と対戦する。ヤストレンスカは4回戦で第18シードのV・アザレンカをストレートで下しての勝ち上がり。 ノスコヴァとヤストレンスカは互いに四大大会初の準々決勝。勝者がキャリア初となる四大大会準決勝の舞台に進む。