「全く恥ずかしい」……傷害事件の村議会議長、カメラに語る 録音した「USB」破壊、被害女性に“お礼”で商品券 辞職は否定
■事件直後…「商品券を渡しました」
思わぬ行動はこれだけにとどまりませんでした。 「(事件から3日後の)10日に、彼女に商品券を渡しました」と東間議長。事件直後、被害に遭った女性職員に対し、1万円の商品券を渡していました。ただ、謝罪ではなく「日頃のお礼」として渡したといいます。
■「やり遂げたいことがある」…辞職否定
この事態を受け、議会では2度の辞職勧告決議案が可決されました。ただ、辞職する意思はないといいます。 東間議長 「自分…情けないですけどね。やり残したことがありますので、やり遂げたいと」 近くの道路への歩道の設置や、津波避難施設の増設など、やり遂げたいことがあるとして、辞職を否定しました。
■町長も「辞職勧告決議案に従って」
この対応に村民からは「恥ずかしいという一言で、早く辞めていただきたい」「面の皮が厚いっていうか、堂々とよく続けられるなと…」といった声が聞かれました。 小高陽一村長も、東間議長の姿勢に疑問を投げかけます。 「(私に対して)『議長として間違い犯したらいつでも辞めるように、辞表を議会の事務局長に預けてある』とまで言っていましたからね。普段私が聞いていたことと違うんじゃないかな。議会で行った議員辞職勧告決議案に従っていただけたらなと」 (6月22日『news zero』より)