「売れ行きが悪かったので」中国・韓国産アサリを「熊本産」表示…佐賀県鳥栖市の販売会社に県が是正指示
アサリの産地を偽装して販売していたとして、佐賀県は18日、同県鳥栖市の魚介類販売会社「的野水産」に食品表示法に基づいて表示の是正を指示したと発表した。 【動画】熊本・八代海でクロダイのアサリ食害が深刻、魚価低迷受け増えた可能性(2022年)
県によると、同社は少なくとも3~9月、中国または韓国産の生鮮アサリ115キロや、中国産の加工アサリ104・5キロをいずれも「熊本産」と表示して販売した。熊本県から情報提供があり、9~10月に県が立ち入り検査を実施した。販売会社は「しばらくは輸入品として販売していたが、売れ行きが悪かったので書き換えた」と話しているという。