難波にポーカールーム 海外でブーム日本でも火がつくか
難波にポーカールーム 海外でブーム日本でも火がつくか THEPAGE大阪
海外ではトランプを使って行うゲーム「ポーカー」がブームだという。そんな流れを見据え、大阪・難波に本格派ポーカールーム「POKERLIVE OSAKA」(同市浪速区)がオープンした。同中央区のアメリカ村に続いて2店舗目になるが、充実した設備、環境、サービス、そして随時トーナメントを行っている。折しも、この日は、同店で「第4回JPPT-RED DRAGONサテライト」の国内予選の熱い戦いが繰り広げられており、そんな現場に足を運んでみた。
世界ではポーカー選手という職業がある
ポーカージャパンが開催するJPPT(JapanPacificPokerTour)は、マインドスポーツであるポーカーを日本国内に普及させることを目的にしている。 つまり、日本でポーカー選手を育成し、その技能及び待遇を向上させ、当該選手が世界で活躍できる環境を提供するのを目的に活動しているのだ。日本ではまだ馴染みが薄いが、世界ではポーカー選手という職業があり、ゴルフなどのスポーツ選手同様、企業スポンサーがついたり、入賞による賞金などが所得になっている。 世界を代表するポーカートーナメントの優勝賞金は十数億円と言われ、個人スポーツでは極めて高額賞金と言えるだろう。
頭脳ゲームであり競技用のスポーツなんです
「POKERLIVE OSAKA」のエグゼクティブプロデューサーである田中忍氏はこう話す。 「日本ではポーカーと言うと、ギャンブルのイメージが強いですが、世界ではまったく違います。頭脳ゲームであり、競技用のスポーツなんです。プロ選手がいるし、トーナメント制で、ゴルフと同じように大会に出て賞金で生活がなりたっている。ポーカートーナメントがゴールデンタイムのテレビ番組にもある。世界の著名人も楽しんでいて、そんな状況にあります。世界ランキングの上位だと、年間30億円くらいの収入がある。個人競技としてはトップクラスでしょう。日本でも、ポーカーで食べている人もいますよ。ポーカー人口は2万人くらいですが、プロ選手は約50人でしょうか。今、世界ではポーカーが随分と流行っていて、その流れが日本にも来ると見込み、僕らは事業参画しました」