エマ・ストーンがオスカーで“人種差別”?ミシェル・ヨーが経緯を説明「混乱を招きましたが…」
俳優のミシェル・ヨーが、現地時間10日開催の米アカデミー賞で、主演女優賞のエマ・ストーンに直接オスカー像を手渡さなかった理由について説明した。 今年の授賞式は、5人の歴代主演女優賞受賞者が今年の候補者を紹介するという形式がとられ、昨年の同賞受賞者であるヨーが像を手渡す役目だった。しかし、ヨーは壇上にいたジェニファー・ローレンスからストーンが像を受け取れるように、ローレンスに像を渡すような様子が見て取れた。 その瞬間を目の当たりにした視聴者の間では、ストーンがヨーから直接賞を受け取らなかったことが疑問視され、ヨーに対する“人種差別”だと主張する声も上がった。 そしてヨーは、当日中に自身のインスタグラムで「混乱させてしまいましたが、オスカー像を手渡すという栄光の瞬間をあなたの親友ジェニファーと一緒に分かち合いたかったのです!!」と綴った。 また、ストーンとローレンスの友情は、自身と“愛しいジェイミー・リー・カーティス”の友情関係を思い起こさせたと説明した。カーティスは昨年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でヨーとともにオスカーを受賞している。 さらにヨーは、最後に「いつもお互いを支え合っています!!」と綴り、ストーンとローレンスの友情を称える投稿を締めくくった。 ストーンはこの日、アネット・ベニング、リリー・グラッドストーン、ザンドラ・ヒュラー、そしてキャリー・マリガンをおさえ自身2度目となる主演女優賞受賞を果たした。