成田市の病院で新型インフルエンザ対策訓練 医師や行政担当者ら約50人参加
チバテレ(千葉テレビ放送)
新型インフルエンザの発生を想定した訓練が11月12日、千葉県成田市の病院で行われ、県や医療機関の関係者らが連携を確認しました。 訓練は成田市にある感染症指定医療機関「国際医療福祉大学成田病院」で行われ、医師や看護師、それに国や県の担当者など約50人が参加しました。 海外から成田空港に帰国した男性が新型インフルエンザに感染した疑いがあるとの想定で、まずは病院内に設置した対策本部が保健所や検査機関などと入院や検査に向けた調整に着手。 そして、患者が搬送されてくると、防護服を着た医師らが検体を採取して検査機関へ送付したり、病院内での患者の搬送ルートを確認したりするなど緊急時の手順を確認していきました。 訓練は2015年から毎年行われていましたが、新型コロナの影響で中止が続き、5年ぶりに実施されました。 県の担当者は「成田空港がある千葉県は感染症対策の最前線。今後も訓練を実施していきたい」と話しています。
チバテレ(千葉テレビ放送)