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帝国データバンク土浦支店は14日、空調配管工事業の三幸設備(茨城県守谷市)が水戸地裁龍ケ崎支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は4月24日付。負債は約2億円。 同社は2000年創業。高性能な自動溶接機やコンパクトな精密溶接電源を使い、溶接現場や工場などでも対応できることを強みに業績を伸ばした。20年8月期の年売上高は約6億3000万円を計上していた。 施工を巡り受注先とトラブルが発生したことで事業の縮小を余儀なくされ、22年後半には受注がほぼなくなっていた。資金繰りも悪化し、社有マンションが税務署から差し押さえられる状況に陥ったため、事業の継続を断念した。