細江純子と倉嶋紀和子が熱燗を飲みながら大盛り上がり!「にっぽん酒処めぐり~燗酒SP~」
12月31日(火)に旅チャンネルにて「にっぽん酒処めぐり~燗酒SP~」が放送される。 【写真を見る】「にっぽん酒処めぐり~燗酒SP~」収録で盛り上がった細江純子と倉嶋紀和子 日本酒の輸出量は飛躍的に伸び、冷蔵技術の発達や情報化で若手杜氏による個性的な商品がブームとなっている酒業界。「地酒はその土地で飲め」ということで、雑誌「古典酒場」創刊編集長・倉嶋紀和子氏がさまざまな街の酒場や酒造を訪問する本番組。お酒好きな方に是非飲みながら見て頂きたい紀行番組となっている。 今回放送される「にっぽん酒処めぐり~燗酒SP~」は、徹底的に"燗酒"にこだわった60分!ゲストには、JRA初の女性騎手として活躍し、現在は競馬評論家として活動する細江純子さんを迎える。燗酒にこだわる酒蔵・酒場をめぐる旅の始まりは小田原漁港。相模湾の幸で腹ごしらえ。その後、足柄上郡で銘酒「丹沢山」を醸す川西屋酒造店を訪問。 今回は収録を終えた細江純子と倉嶋紀和子にインタビューを行い、熱燗へのこだわりや魅力、お互いの印象について語ってもらった。 ――収録の感想をお願いします 倉嶋「今回、ほそじゅん様(細江)と一緒の収録が本当に楽しみで楽しみで!お酒を飲んでこんなに楽しい、良い人はいないですよ!」 細江「本当?!」 倉嶋「今日は『朝から細純さんと飲める~』と思って楽しみにしていました!」 細江「声をかけていただいてすごく嬉しかったです。来年で50歳。今、迷いというか人生の岐路な気がしていて、(倉嶋さんのように)好きなことに突き進む女性と話せて、すごく良い時間でした。すごく感謝しています」 ――今回熱燗スペシャルということでしたが、熱燗はいかがでしたか? 倉嶋「私は熱燗がとても好きで、夏でも燗酒を飲みます(笑)。じわりじわりと染みる感じも良いし、優しく飲めるのがいいな~と思っています。今回の熱燗スペシャルはとても嬉しいテーマだなと思いました」 ――熱燗の温度の変化に合わせて味わいも変わってくる、といったツウな話もされていましたが、熱燗を楽しむ時のこだわりはありますか? 倉嶋「お酒によって、一番美味しい適正温度があったり、燗冷ましが美味しかったりと、色々あるのですが...。自分が好きな温度で飲んで、『違ったな』と思えば温めたり、冷ましたりして少し雑な感じで楽しんじゃいます。温度変化をかけすぎると味が壊れていくお酒もあるので、私みたいな雑な人間が飲んでも美味しくなるように醸してくださっている酒蔵さんはすごいなと思いますね」 細江「馬もお酒も素材は同じでも、どこのお店に卸して飲むかで、工程が分かれるわけじゃないですか。そうすると、間にたつ人がどう深く解釈して形に出すかがすごく大事だと思うんです。女将さんは酒蔵のこともわかっていて、尚且つ料理のことやお客さんのこともわかっている。みんなとお酒が幸せになれる方法を知っているんだなと感じます。これはお酒だけでなく、馬の世界や他の世界にも通ずることだと思いました」 倉嶋「すごい!分析がすごい。バッチリすぎます!」 細江「これは(女将さんがお酒を)好きだからこそだと思う。全てにおいて安心と信頼があり、居心地がいい。馬の世界で言えば理想的な厩舎なのかな。だからプライベートでもこの店に来てみたいし、息子がお酒を飲めるようになったらカニを食べに来たいです」 ――改めて感じた熱燗の魅力を教えていただけますか 倉嶋「冷えた状態で飲むのももちろん美味しいですが、温めていくと冷酒で飲んだ時には感じられなかった旨味や酸味、渋みなど、えぐみもあって。味に厚みが出てくるところが私はとても気に入っています」 細江「高級な日本酒を熱燗にするのはもったいないというイメージがあったんです。でもそれは違うんだと今日気付きました。一概に、リーズナブルなワインだから冷やせばいい、価格の低い日本酒だから温めればいい、という概念はすごく浅はかだったんだなということを学びました」 ――お二人の掛け合いも素敵でしたが、お互いの印象について第一印象から今の印象を教えてください 倉嶋「印象はやっぱり...ほそじゅん様のセクシー単語」 細江「いや(笑)それ願望だから!(笑)妄想だから(笑)」 倉嶋「セクシー単語を嫌味なくするすると言える言葉のセンスがすごいな、と思っています。周りを不快にさせないワードの選び方で、タイミングがお上手ですよね。よくいろんな人に言っているのですが、ピーターパンみたいな人」 細江「ピーターパンなんだ」 倉嶋「私、ほそじゅんさんのこと、ピーターパンって呼んでいるんですよ。男でもない女でもない、中性的な感じが『他にはこんな人はいない』と思って惚れてしまいまいした」 細江「嬉しいなー。(倉嶋さんは)たぶん0か100の方で、自分の心が動いて好きだと思わないと動かない。そこが自分と似ているなって思います」 倉嶋「本当にそう思います」 細江「あと、いろいろなことで悩んだりする中で、『みんなそう過ごしていくし、大したことじゃないよ』ということを教えてくれる存在。一つのことにフォーカスすることも大事なのですが、固定概念を外して大きな視野で見て、自分がワクワクすること、楽しいことも大事だということを倉嶋さんから学ばせていただいていますね」 ――収録でも番組収録とは思えないトークの盛り上がりでしたね 細江「下ネタ?」 倉嶋「下ネタ...(笑)」 ――放送は大晦日の夜8時なんですよ 細江「じゃあ最高じゃないですか。どうでもいいよ、だってもう1年終わるんだから。元旦だったらダメだけど(笑)1年終わって皆気が緩んでるんだから!」 倉嶋「あはは。おかしい!」 ――最後に視聴者の方へコメントをお願いいたします 倉嶋「自分の住んでいる土地とこんなに近い距離に、こんなに美味しい日本酒処があるということを今日改めて発見できました。燗酒は、いいですよね。燗酒を飲むと本当に幸せになります。四の五の言わずひとまず燗酒を飲んどこう!というくらい。皆さんに飲んでもらいたいな、と思います。そこに良い人が隣にいるとなおさら美味いです」 細江「お酒が人と人とのいらぬ壁を削ぎます。そこに土地のものと、こだわる人の『みんなに提供したい』という思い、心が通じ合う倉嶋さんとの会話。もう本当に感謝と乾杯です。以上!」 文=HOMINIS編集部
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