「大口取引は80%の勝率」60代男性が現金や暗号資産など1,600万円だまし取られる SNSで知り合った著名人かたる者から持ち掛けられ=静岡県警
静岡県富士宮市に住む60代の歯科技工士の男性が、現金や暗号資産あわせて計1,600万円をだまし取られる詐欺事件がありました。 警察によりますと、男性は2024年6月上旬、SNSの広告から著名人等をかたる者と知り合い、「大口取引は80パーセントの勝率です。月々安定して利益を上げるには200万円で達成可能です」などと投資を持ち掛けられ、複数回にわたって現金や暗号資産あわせて約1,600万円を送金し、だまし取られたということです。 男性が相手が指定する暗号資産アドレスを担当している会社を調べたところ、「詐欺の会社ではないか」と疑い、さらに男性が出金しようとしたもののできなかったことから、警察に相談し、事件が発覚したということです。 警察は「SNS上で知らない相手から投資の話が出たら詐欺」「『必ず儲かる』は詐欺」「個人口座へ正規な投資でお金を振り込むことは絶対にありません」と呼び掛けています。
静岡放送