新型コロナウイルスと食材費の高騰で先行き難しく事業継続断念…金沢で焼肉店経営していた会社が破産開始
石川県金沢市などで焼肉店「ぎゅうばか」を展開していた会社が経営破たんしたことがわかりました。負債総額は約4500万円と見られています。 金沢地裁から10月15日に破産開始決定を受けたのは、金沢市と東京・杉並区で焼肉店「ぎゅうばか」を展開していた金沢市福増町のステップアップです。 東京商工リサーチによりますと、ステップアップは、「ぎゅうばか」とう店舗名の焼肉店を金沢横川店と東京都杉並区の高円寺店の2店舗を展開していました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大に伴い来客数が激減したことで、金沢横川店は2020年4月に閉店したと言う事です。その後、東京の店舗を運営していましたが、同業他社との競合や食肉、野菜など食材の高騰などが収益を圧迫し、先行きの見通しが難しくなり、事業継続を断念したということです。 負債総額は約4500万円と見られています。なお小松市にある「ぎゅうばか」については、別の法人が現在も営業を継続しています。
石川テレビ