習志野・実籾に「胡椒餅 フーピン」 台湾屋台の味提供、台湾雑貨も
台湾の屋台料理を提供する「胡椒餅(こしょうもち) フーピン」(習志野市実籾2)が11月17日にオープンした。席数は10席。(習志野経済新聞) 【写真】フーピンのこしょう飯 4年前から、こしょう餅のキッチンカーを営んでいる同店。今回、新たに自宅を改装した店舗をオープンした。こしょう餅とは台湾の屋台料理で、こねた肉に黒・白こしょう、五香粉(ウーシャンフェン)、台湾のしょうゆなどを混ぜた餡(あん)を小麦の皮で包んで蒸したもの。 同店の「お薦め」はこしょう餅の餡を炒めて飯にのせた同店オリジナルの「胡椒飯」(800円)。当初は、賄いとして余った餡を炒めてご飯と食べていたが、おいしかったのでメニューにしたという。ほかにも「胡椒餅」(300円)や「ジーロー飯」(800円)、甘味には「パイナップルケーキ」(250円)、「豆花(トウファ)」「ごましるこ」(以上500円)があり、「台わん茶」「アップルサイダー」(以上400円)、「台わんビール」(600円)などのドリンクメニューもそろえる。台湾の伝統模様が描かれた綿製の布・台湾花布(ファーブ―)でかばんやドリンクホルダーなどを制作する「アジアンノット」の雑貨販売ブースも設ける。 開店について、店主の平尾奈緒美さんは「フーピンは漢字で書くと『福平』。名字から平の1文字を取り、店に関わる全ての人が幸せになるよう願いを込めて『福』の文字を付けた。もともと台湾が好きで、旅行に行く度に仕事になればと考えていたが、こしょう餅を食べた時、『これを日本でも広めたい』と思い、日本人の口に合うようにアレンジしてキッチンカーを始めた。営業していると、餅だけではなくご飯も食べたいという声があり、台湾屋台飯の店を始めることにした」と話す。「ご飯がおいしいのはもちろん、店からの景色もきれいで春には桜も楽しめる。ぜひ一度来てほしい」と来店を呼びかける。 営業時間は11時~17時。火曜・水曜・木曜定休。
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