「大阪で生きていかれへんで」山本裕典、同僚ホストの煽りに“ブチギレ” 『愛のハイエナ2』3話
お笑いコンビ・ニューヨークがMCを務める、ABEMAオリジナル番組『愛のハイエナ2』。本番組は、“愛に飢えたハイエナ”となったニューヨークとお笑いコンビ・さらば青春の光の4名が、“愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティ。 【写真】苦戦し思わず涙を浮かべる山本裕典 大阪のホストは「ミナミ、ナメんな」 第3話は、早くもSNSを中心に話題を呼んでいる俳優・山本裕典がホストクラブで実際に働いたら稼げるのか?”を検証した企画「山本裕典、ホストになる。」の第2弾。怒りと涙が巻き起こった本企画を中心にレビューしていこう。 第1話では、大阪のホストたちから容赦なく煽られ、怒りを露わにすることもたびたびあった山本。しかし、そんな大阪ホストたちを黙らせれないのは、なんと言っても"売上"を作れない山本にも原因があった。 初回接客から4組、送り指名は1件、売り上げにつながる飲み直しは0。こうもなっては、売り上げ至上主義なホストの世界で強く出れないのも当然である。 そんな大阪女子を飼い慣らすどころか、振り回されっぱなしの山本に対してアドバイザーの軍神は「受け取り方上手くなって」と指導。「顔タイプって言われたら、喜ばないともっと。満面の笑顔で嬉しいって言わないと」「奥さんがいて、ご飯を作ってくれた時に受け取った側の表現がいかに上手くできるかで、ご飯作ってよかったな。また作りたいなと思える」「女の子が投げてくれた(会話の)ボールをどう気持ちよく受け取るか」と話した。これはなにもホストに限ったことではない。日常生活において、円滑な関係性を気づく上でも肝となりそうだと感じ、この番組を見る上での新たな楽しみに気付かされた。 その後も2組の送り指名と、1組の飲み直しをゲットするも、結果的に初日の売上は57,200円と思うように行かなかった山本。これに対し、山本を煽った白スーツのホスト、ひなたの売り上げは1,593,100円と、この日のナンバー1という結果に。高額売り上げを記録した大阪のホストたちに「ミナミ、ナメんな」「大阪で生きていかれへんで」とナメられ、裏で「腹立つわ」とタバコに火をつけた。 しかし、その直後で山本は「おもろいと思ってんのアイツら」と涙。初日の感想を聞きにきた軍神に「覚悟あったんよ、パート2やるって聞いて。ガチで来た」「プレイヤーとしてはカスかもしれないけど、俺が見たホストはこんなもんじゃない」と歌舞伎町で共に戦ったホストたちへの想いを溢した。これに対し軍神は「これに負けないでほしい、そばにいる」「絶対にできるから、俺らでなら。一緒にやろう」と悔しがる山本を励ました。次回はシャンパンコールにも挑戦すると言う山本。軍神ベタ付き指導のもと、一体どんな接客を見せるのか楽しみだ。 番組のもう1つの企画「ピュア恋」では、セクシー女優4名と、遅れて参加したリベンジメンバー、ここみが気になる男性にブレスレットをプレゼント。相手も自分を気になっていた場合には、次の日にそのブレスレットをつけてもらうというイベントの結果が放送された。 この放送で印象的だったのは、女子4人たちにとって、強敵とも言えるレジェンド女優・ここみである。ここみが指名したのは旅するインフルエンサー・くさでぃだった。まだ誰からも指名されていなかったくさでぃが、場を盛り上げる一面に惹かれたのだという。そんな彼女は、ブレスレットを渡す際、握りしめてしまったことで汗がついてしまったと言いながらブレスレットを渡すと「この汗も含めて愛しちゃうかもしれない」と目線を合わせ返答したくさでぃ。これは女子から見てもかなりポイントが高い。ここみ、くさでぃはもはや安定カップルなのではないかと感じた瞬間であった。 しかしながら、くさでぃの結果はNO。この理由をくさでぃは「ただ勘違いはしてほしくなくて、まだ完全にわからへんから。そこまで、ここ“ね”のこと」と一言。まさかの名前を間違うという、恋愛において1番やってはいけないことをしてしまったことで、ここみのテンションはダダ下がり。「汗も含めて愛しちゃう」発言の後での、この言動は性別問わずいただけない。ここみは次の恋を探す決意をしたのだ。 5人の女優の恋の矢印も、わりと変動があった第3話。ここからフィナーレに向かって、どのような展開になっていくのか。見逃せない。
於ありさ