炎上したオートバイ（21日午後2時30分ごろ）

　21日午前10時40分ごろ、北海道標茶町オソツベツの町道で大型オートバイが倒れ、燃えていると、通行人から110番通報があった。釧路北部消防事務組合から消防車両4台が出動し、同11時30分ごろ鎮火した。この事故でオートバイを運転していた帯広市清流東4、会社役員大澤一雄さん（68）の死亡が、搬送先の標茶町立病院で確認された。死因は外傷によるもの。 　弟子屈署によると、大澤さんは十勝在住者の6人で多和平に向けてツーリングしていた。大澤さんのオートバイは前の4台と後ろの1台から距離が大きく離れており、前の4人は事故に気付かず、あとの1人は先行していた4人を呼びに行ったという。 　大澤さんはジャンパーを着て、ヘルメットとプロテクターも着用していた。現場は片側1車線の曲線で、路面は乾燥していた。同署は、オートバイがカーブを曲がりきれずにガードロープに衝突したとみて調べている。