万人受けしない『Starfield』は『Fallout』『The Elder Scrolls』と並び「Bethesda Game Studiosのビッグスリー」となった―デザインディレクター語る
Bethesda Game StudiosのスタジオデザインディレクターEmil Pagliarulo氏が、海外メディアGamesRadar+のインタビューに答えて『Starfield』についての考えを語っています。 【画像全3枚】 DLC「Shattered Space」 Bethesda Game Studiosの25年以上ぶりとなる完全新規RPG『Starfield』ですが、ストーリー拡張コンテンツ「Shattered Space」が10月1日にリリースされました。 しかし同日にGame*Sparkでも報じた通り、好意的なレビューもある一方で厳しいレビューも多くみられました。10月3日時点では同DLCのSteamレビューは1,282件中38%が好評の“やや不評”となっています。 「万人受けしない」が「最高のゲーム」 厳しい状況にあるといえますが、Pagliarulo氏は海外メディアGamesRadar+のインタビューにおいて『Starfield』は「これまでに手掛けた最高のゲーム」と答えています。同社が『Fallout』や『The Elder Scrolls』シリーズといった人気シリーズの続編を強く求められる中で、独自の個性を持った新規RPGを作り上げたというのがその理由だと続けています。 また「万人受けしない」『Starfield』は独自のファン層を築いているとのことで、今や『Fallout』『The Elder Scrolls』と並んで「Bethesda Game Studiosのビッグスリーです」と新しいことに挑戦した結果について語っています。 一方で同社の過去作品は「プレイヤーに巨大な土地を与え、そこを歩き回らせて大量の特別な手作りコンテンツを探索させる」という方式だったものの、『Starfield』ではそれをあえて破って「巨大な土地と大量の手作りコンテンツはあるが、一緒にあるわけではない」ようにしたために「多くの人がそれを見逃した」とも話しています。そうしたプレイヤーの不満を「Shattered Space」は和らげるとされています。 同インタビューではプレイヤーの意見を受けてアップデートしていくやり方は『Fallout 76』で始めたことであり、『Starfield』にも非常に役立っていることなども明かされています。 『Starfield』ストーリー拡張コンテンツ「Shattered Space」は、Xbox Series X|S/Windows(Steam、Microsoft Store)向けに販売中です。
Game*Spark いわし