はるな愛、米進出に意欲「挑戦したい」 現地の日本イベントに出演「私なりの表現で架け橋に」
LAで開催された「OC JAPAN FAIR」でパフォーマンスを披露
タレントのはるな愛が、米ロサンゼルス・オレンジカウンティで毎年開催されている大型日本文化紹介イベント「OC JAPAN FAIR」でパフォーマンスを披露した。同イベントでは、熊本県民テレビ関連の地方創生プロジェクトも参加し、日本の食文化も紹介。はるなは「世界で活躍したい」と意気込み、日米の“文化の架け橋”として活躍を目指す。 【写真】「びしょ濡れの私どう?」…ユニバで“ほぼすっぴん”になったはるな愛の姿 はるなは2009年、タイで行われた世界大会「ミス・インターナショナル・クイーン」で優勝。その後も日本文化を紹介する番組などに出演。タイでは知名度が高く、両国の友好の架け橋として重要な役割を担っている。 そんなはるなが出演したのは、24年10月にロサンゼルスのオレンジカウンティで開催された大型日本文化紹介イベント「OC JAPAN FAIR」。28年のオリンピックを控え、活気づくロサンゼルスを拠点として、まだアメリカが知らない日本文化を紹介するイベントとして、毎年4月と10月、年2回開催され、3日間で5万人近い現地の「日本ファン」が来場する。 4回目の出演となるはるなは、得意の“エア芸”でビヨンセなどを披露した。「『OC JAPAN FAIR』は、毎年すごい熱気で盛り上がって、どんどん大きくなっているので、日本への関心がすごく増えてきていると感じます。私も幅広いみなさんに届くように演歌やアニソンなどを選曲しています」と思いを語っている。 同イベントでは、熊本県民テレビ(日本テレビ系列)の関連会社「KKTエンタープライズ」が出展、日本商品の高付加価値を伝えるために考案した“新・JAPANブランド”である「JAPAN-O(ジャパン・オー)」を紹介するため、現地消費者向けテストマーケティングを目的としたブースを出展した。
同ブランドは、健康志向や食の多様性、円安などを追い風に、すしをはじめとした日本食ビジネスの市場規模が大きいアメリカだが、日本の地域の商品が充分に届いていないため、地域の食品に付加価値をつけてアピールしようと考案された。「日本のモノづくり精神は『御=お』にあり!」ということで、『お米』『お肉』『お魚』など、敬意を表す接頭語「御」をつける日本の日本のモノづくり精神を、アルファベット「O」に置き換え、「JAPAN」に日本の付加価値を表現する「O」を加え、アメリカ向けのフードブランドとして展開しようという狙いだ。 同社はこれまで、地元(ローカル)でキラリと光る商品や事業者にスポットライトを当て、地元から「スター商品」を生み出そうと各地のテレビ局が推薦する地元良品をテレビ番組やイベント、ECなどで紹介する「ロコの星プロジェクト」に参画しており、「今後のアメリカ展開でもこの連携を活用して、日本全国各地方から優れた高付加価値商品を発掘し、世界へ発信していきたい」としている。 タイで日本の魅力を紹介するアイコンとなっているはるなだが、「今回アメリカに行って感じたのは、もっともっと日本を現地で伝えたいってこと。私たちがアメリカのことを知っている以上に、アメリカの人はまだまだ日本の良さを分かってない。文化や物産などがたくさん伝わっているものもあるけどほんの一部。私なりの表現でこれからもアメリカへの架け橋になれたらと思います!」と意気込む。 「日本のタレントさんたちが『アメリカズ・ゴット・タレント』に挑戦していますが、私もチャンスがあれば海外のステージに挑戦したい」とはるな。夢のハリウッドデビューがかなうか、注目だ。
ENCOUNT編集部