キャサリン皇太子妃の母キャロル・ミドルトンってどんな人?
1月31日は、キャサリン皇太子妃の母キャロル・ミドルトンの69歳の誕生日。意外と知らない出身や職業、夫マイケルとの出会いなど、彼女にまつわるアレコレをまとめてお届け。 【写真】キャサリン妃の母、キャロル・ミドルトンの「エレガントファッション」12
キャロル・ミドルトンってどんな人物?
キャロル・ミドルトンは、ご存じキャサリン皇太子妃の母親。つまり、ウィリアム皇太子の義母であり、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の祖母にあたる。 夫はマイケル・ミドルトンで、娘のキャサリン皇太子妃がロイヤルファミリーの一員となって以来、キャサリン皇太子妃主催のクリスマスキャロルから、ロイヤルウエディング、洗礼式、チャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式まで、英王室の主要な行事に定期的に出席してきた。
職業は?
客室乗務員として働いていたキャロル・ミドルトンは、フライトディスパッチャー(航空機運航管理者)のマイケルと出会い、1980年に結婚。その8年後、彼女はパーティグッズを販売する「パーティ・ピーシーズ(Party Pieces)」を立ち上げることを決意したそう。 キャサリン皇太子妃の5歳の誕生日パーティで紙皿を探すのに苦労した彼女は、後にこのビジネスが「キッチンのテーブル」で生まれたと語っている。 同社は一時、最大30名のスタッフを雇用し、オンラインショッピングブームが本格化した2011年には、企業価値が3000万ポンド(当時のレートで約38億円)だったと「テレグラフ」紙は報じている。この会社はキャロルが立ち上げたが、後にマイケルも同社の経営に加わった。 しかし、「パーティ・ピーシーズ」はコロナ禍の影響を受けて経営不振に陥り、2023年に売却された。同社はいくつかの卸売業者に対して260万ポンドの負債を抱えていたと報じられている。
裕福な家庭の出身?
キャロルはロンドンの西、サウソールの比較的貧しい家庭に育ち、父は画家や装飾家として働き、母はパートタイムで小売業の仕事をしていたとされている。家系をさかのぼると、19世紀には鉱山労働者だったそう。
夫マイケル・ミドルトンは?
いっぽうキャサリン皇太子妃の父であるマイケルは、貴族的なルーツを持つと言われている。ヘンリー7世とヘンリー8世の両方から寵愛を受けたヨークシャーの一族として知られるラプトン家の末裔で、彼の曽祖父は裕福な工場経営者のフランシス・マーティノー・ラプトンであると伝えられている。 この富は代々受け継がれ、ミドルトン家は中流階級の地位にあり、田園地帯の広大な邸宅だけでなく、商業施設や、キャサリン皇太子妃が妹のピッパと住んでいたチェルシー・フラット(マイケル&キャロル夫妻が2002年に78万ポンド=約1億4500万円で購入)も所有している。