心も体もリフレッシュ 市新規職員とレノファ選手が交流研修【山陽小野田】
山陽小野田市の新規採用職員とサッカーJ2レノファ山口の選手との交流研修が24日、市立サッカー交流公園「おのサン サッカーパーク」で行われた。ボールを使ったレクリエーションを通して、個々のスキルや能力を生かしながら目標達成を目指すチームビルディングを学んだ。 「レノファに会えるまち」の取り組みの一環として、練習拠点の同公園で、今年度に入所した職員19人とトップチーム選手とで交流を深めてほしいと初めて実施。レノファからは、GKチェ・ヒョンチャン選手とDF今井那生選手が参加した。 レクリエーションでは、4、5人程度で向かい合ってドリブルしたり、輪になって一斉に隣の人へパスしたりと、自己主張が必要になるメニューを実施。最後は2チームに分かれ、天然芝グラウンドでミニゲームを行った。互いに声を掛け合いながらパスを回し、ゴールを決めるとハイタッチをして喜んだ。 市民課の白石優司さんは「サッカーの経験があるので、未経験者も楽しめるように声掛けを意識した。研修を通して自然な会話が増えたと感じる。プロのボールさばきを間近に見ることができて、親近感が増した」と話した。 今井選手は「最近は感情をむき出すのが難しい。きょうは心も体も思い切り動かしてリフレッシュできたのではないか」と振り返った。チェ選手は「市民との交流の機会があることは、選手のやりがいにつながる」と交流を楽しんだ。