1歳児、天狗に抱かれ泣きじゃくる 鬼北で家族見守り「祭」(愛媛)
子どもたちの幸せと健康を祈願する「子泣かし天狗(てんぐ)祭」が5日、鬼北町近永の広見体育センターであり、町内を中心に参加した27人の1歳児が、神通力があるという天狗に抱かれ、元気に泣きじゃくる姿を家族が温かく見守った。 地元の太鼓集団「魁(さきがけ)」や町などが地域を盛り上げるイベントとして開き35回目。鬼ケ城山系の山奥にすむ天狗が太鼓の音に誘われて里に下り、子どもを怖がらせたおわびに力を授ける筋書き。今回は2023年生まれの子どもが集まった。
愛媛新聞社