”3人目”の満票MVPなるか 金倒永に韓国メディア大注目「大谷翔平とジャッジに続いて…」
MLBのMVPはナ・リーグがドジャースの大谷翔平(30)、ア・リーグがヤンキースのアーロン・ジャッジ(32)がそれぞれ全会一致で選出されたが、韓国KBOのKIAで大ブレークを果たした金倒永(キム・ドヨン=21)の全会一致も注目されている。 キム・ドヨンは打率3割4分7厘、38本塁打、109打点、143得点、40盗塁と多くの最年少記録を塗り替え、チームを優勝、韓国シリーズ制覇に導いた。先の「プレミア12」でも3本塁打を放って世界にその名を知らしめた。26日に発表されるKBO授賞式ではMVPが確実視されているが、注目は満場一致となるかどうか、だ。 過去には1982年にパク・チョルスンがその偉業を果たしたが、それ以降は出ておらず、2010年の打撃7冠のイ・デホ、2022年の打撃5冠のキム・ジョンフ(ジャイアンツ)も成し得なかった。韓国メディア「文化日報」は「満場一致は容易ではない。歴代でも1回だけ」としながらも「MLBでは大谷とジャッジが満場一致で受賞し、KBOも満場一致かどうかに関心が集まっている」と期待を寄せている。
東スポWEB