【海外】新型ドラッグスター300登場! ウイング付きで125からわずか4kgアップ【ミラノショー2023】
イタルジェットがミラノショーでドラッグスター300を新たに発表した。新型ドラッグスターは日本でも125と200が発売されているが、共通ボディの最大排気量版となる。 【ギャラリー】ドラッグスター300のスタイルや詳細写真 (20枚)
DOHC4バルブエンジンは23.8PSを発揮
フロントに片持ちサスペンションのISS(インディペンデントステアリングシステム)を持つドラッグスターシリーズに300が加わった。エンジンは水冷単気筒DOHC4バルブ278ccで最高出力は23.8PS。125/200を11.3PS/6.3PS上回り、重量増はわずか4kgに留める。 さらにホイールベース1345mm、全長1870mmのサイズは不変なので、全長1935mmのPCXよりもコンパクトな300ccモデルという過激なコンセプトが際立つ。フロント12インチ、リア13インチの足まわりやディスクブレーキのサイズなども125/200と同じだ。 ドラッグスター300独自の装備はTFTディスプレイのメーターで、従来の液晶画面よりも広い表示面にはタコメーターが追加され視認性も向上。また、ボディサイドにはウイングレットを片側2枚、合計4枚設置しており、ハイエンドモデルの所有感を高めている。 さらにトピックとして300にはサイドスタンドが装備されており、125/200への展開も期待したいところだ。価格は欧州で6999ユーロ(約113万円)で1月に発売予定。カラーバリエーションには、チューニングパーツメーカーのマロッシカラーもラインナップしている。 日本での発売は不明となるが、続報が入り次第お届けしたい。
DRAGSTER 300欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:1870×-×-m ・ホイールベース:1345mm ・シート高:770mm ・車重:128【124】kg(乾燥) ・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 278【181】cc ・最高出力:17.5kW(23.8【17.5】PS)/8250rpm ・最大トルク:26Nm(2.65【1.58】kg-m)/6250rpm ・燃料タンク容量:11L ・変速機:CVT Vベルト ・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70-12、R=140/60-13 ※【 】はドラッグスター200欧州仕様
Webikeプラス編集部