【ハイライト動画あり】埼玉パナソニックワイルドナイツ、リコーブラックラムズ東京に快勝で開幕13連勝
試合は序盤から「アキュレシー」(正確性)をテーマに掲げて臨んだワイルドナイツが主導権を握る。前半5分、WTB(ウィング)竹山晃暉が「50-22」キックを決めて相手陣奥でチャンスを迎え、キャプテンHO(フッカー)坂手淳史が右中間に押さえて先制トライ、5点を先制した。
9分、ブラックラムズも相手のミスにつけ込んでチャンスを掴み、ゴール前のラックから初先発のLO山本が右中間にねじ込んでトライ。CTBマット・マッガーンがゴールを成功させて7-5とした。
しかし、その後は再び、ワイルドナイツペースとなり、相手反則からゴール前に攻め込み、最後はFL(フランカー)大西樹が、ピック&ゴーからトライを挙げて12-7と逆転に成功。
さらに18分にはケガから復帰のLOハアンガナが、ハードなランでトライ。25分にはモールを起点に、オーストラリア代表WTBマリカ・コロインベテがトライ。31分には再びFL大西が再びラックから持ち出してトライを挙げ、33-7と大きくリードした。
36分、ホストのブラックラムズも反撃。CTBマッガーンのキックパスからチャンスを得ると、最後はFL松橋周平がトライ、14-33と追い上げて前半を終えた。後半、先に得点を挙げたいブラックラムズだったが、相手のディフェンスの前にゴールラインを超えることができなかった。
すると10分、ワイルドナイツは相手の反則からSO松田力也がPG(ペナルティゴール)を決めて36-14。さらに18分、CTBアソがチャンスメイクし、最後はWTB竹山のグラバーキックをWTBコロインベテが押さえて左中間にトライ。27分には相手のパスを奪ったCTB長田がトライを挙げ、50-14として勝負を決めた。
ブラックラムズも最後までアタックする姿勢を見せ、33分にCTB礒田凌平、40分にはWTB西川大輔がトライを挙げたが、試合はそのままワイルドナイツが50-26で快勝し、開幕から13連勝を達成しノーサイドを迎えた。