収録を終え笑顔を見せるとんねるずの石橋貴明（左）と南海キャンディーズの山里亮太（撮影・横山健太）

　とんねるずが出演する、フジテレビ系特番「とんねるずの2億4千万の大陸スペシャル」（19日午後9時）が放送されるにあたり、このほど都内で収録が行われ、石橋貴明（62）が見どころを語った。 　「とんねるずのみなさんのおかげでした」で人気を博したコーナー「2億4千万のものまねメドレー選手権」が、22年「お笑いオムニバスGP」以来2年ぶりに復活。通算12回目となる今回は、新たなスター誕生も予期した。 　原口あきまさ、キンタロー。ら、石橋直々のリクエストで精鋭10人が集結。さらに「直接口説いた」という、大物ゲストも登場する。そのステージは「完璧」のひと言。「皆さん芸をしっかり持っているので、何も芸がないと言われた『とんねるず』が恥ずかしくなりました。モノマネの人たちって耳が良いから、みんな歌もうまいじゃないですか。ただただ、ジェラシー。才能だなって。大好きな10人だったので『すげえ』のひと言でした」と興奮した。 　進行を務めた南海キャンディーズの山里亮太（47）も「大役を仰せつかって、緊張してちゃんと見られてないけどめっちゃくちゃ面白かった。OAで爆笑し直したい」と心震わせた。 　ゲストも天海祐希（57）、パリ五輪のフェンシング男子フルーレ団体金メダリストの永野雄大（25）と、精鋭ぞろい。天海は“ノー番宣”で参加する。 　スポーツの祭典で活躍した永野は、笑いの祭典でも存在感を発揮。帝京高校出身で石橋の後輩にもあたる永野は、石橋が「キャラクターが良い」とほれ込み、出演をオファー。“帝京魂”の持ち主なだけに親和性も抜群で「第二の杉谷。ヤツは化けますよ」と石橋は熱視線を送る。「第2の杉谷にしてやろうと思います」と、元日本ハムで同校OBの杉谷拳士氏を例に、太鼓判を押した。 　同番組は石橋と木梨憲武（62）が、2人そろって6年半ぶりにフジ系番組に出演することで注目を集めている。「とんねるずTHE LIVE」（11月8、9日、日本武道館）を控える2人に密着した企画「笑熱大陸」も放送される。「木梨憲武が何やってるのか僕は全く分かってないので不安なんですけど（笑い）。僕は海外へ行ってすごい良いロケをやったので楽しみにして頂けたら」。日本中が「とんねるず」を待っている。【望月千草】 　○…とんねるずにとって29年ぶりとなる武道館ライブまで、あと約1カ月。石橋は「ほぼ全部できているので後は自分の体力が持つかどうか。この間歌ったら2曲くらいでへばった」と近況を報告。「リハーサルやって、ダメだったら曲目減らそうかなって。お客さんもかなりの年齢になっているので、1回座る時間とかハーフタイムくらいにおしっこタイム作らなきゃだめかなって…」とぼやくと、山里がすぐさま制止。恐縮しながらも「ファンとしては、勝手ながらできれば減らさない方向でお願いしたいです」とリクエスト。後輩からのお願いに石橋は「じゃあ、一生懸命やらさせていただきます！」とおとこ気を見せた。