芦ノ牧温泉観光案内所を新装 まち歩きの新拠点 カフェ、食器など販売も 福島県会津若松市
福島県会津若松市の芦ノ牧温泉観光案内所が10日、リニューアルオープンした。くつろげるカフェスペースや旅館で使われなくなった食器の販売スペースなどを設けた。新たなまち歩きの拠点として、温泉街のにぎわい創出につなげる。 市や東山、芦ノ牧両温泉観光協会などで構成する市温泉地域活性化検討会がまとめた「温泉地域景観創造ビジョン」のアクションプランに基づき、観光案内所を刷新した。芦ノ牧温泉では廃業した旅館などの廃虚問題が課題となっている。今後は空き建物の店舗利用も進めていく。観光客の増加につなげ、さらなる温泉街の活性化を図る。 カフェではコーヒーや会津産ぶどうを使用した飲み物やスイーツを提供する。販売スペースでは旅館で使用されなくなった個性豊かな食器を格安で売る他、会津木綿で作られた商品も並ぶ。営業時間は午前9時から午後5時(カフェのラストオーダーは同4時45分)まで。