シティFWデラップが昇格組イプスウィッチに完全移籍…父は「ロングスローの世界的名手」
イプスウィッチ・タウンは13日、マンチェスター・シティからU-21イングランド代表FWリアム・デラップ(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 【まとめ】海外移籍最新情報を網羅!詳報をチェック なお、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、同じく昇格組のサウサンプトンとの争奪戦を制したイプスウィッチは移籍金1500万ポンド(約30億7000万円)を支払うことになるという。 「ロングスローの世界的名手」として名を馳せた“強肩”ロリー・デラップ氏の長男、リアム・デラップ。2019年に16歳でシティの一員となり、現在はU-21チームに籍を置く。 これまで通算8試合に出場したものの、ファーストチームへの正式昇格は叶わず、これまではストーク・シティ、プレストン、昨シーズンはハル・シティへ武者修行に出ていた。 そして、186cmのストライカーはそのハル・シティでチャンピオンシップ(イングランド2部)で31試合8得点の数字を残していた。 世界屈指の強豪を離れてプレミアリーグ昇格組を新天地に選択した21歳の若武者は、クラブ公式チャンネルを通じて意気込みを語っている。 「本当に興奮しているよ」 「クラブの雰囲気やプレーヤーやスタッフの働き方について、良い話をたくさん聞いた。だからこそ、ここに来られて興奮しているんだ」 「監督はエキサイティングなフットボールを志向している。それは速くて激しいもので、個人的に楽しみにしているんだ。ゴールやアシストを決めて、チームに貢献できるよう全力を尽くすよ」
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