市9小、3中で校長交代 市教委関連人事251人の大規模異動【宇部】
県教育委員会は26日、4月1日付の人事異動を発表した。宇部市教委関係では9小学校と3中学校で校長が交代。異動人数は小・中合わせて251人で、前年に比べて21人増える大規模な異動となった。(8、9面に異動名簿、15面に関連) 学校課題の解決に向けた適材適所の配置とした。市内転任は90人、市外からの転入は109人、市外への転出は52人。異動する校長12人のうち新しく校長に採用されたのは小学校5人、中学校1人となる。 教員不足への対応として、新規採用者を増やしたことが規模が大きくなった要因。新規採用者は小・中合わせて49人で、前年より16人増えた。内訳は小学校が教諭26人、事務職員1人。中学校が教諭21人、事務職員1人となっている。 定年が1年延長されたため、定年退職者はいない。退職者は早期退職5人を含め22人で、前年より29人減った。校長と教頭の役職定年は60歳のため、教諭として再び勤務する先生も居る。 中学校の学級数は1学級38人定員を35人に戻したため、前年度と比較して、3学級増えた。 宇部、山陽小野田市内の県立学校では、4校で校長が代わる。宇部西は藤村敦史・長府校長、宇部工は柏村浩・防府西校長、小野田は山本徳子・やまぐち総合教育支援センター部長、小野田工は矢原光久・下関双葉校長が就任する。