パリ五輪シード争い佳境の張本/早田ペアが優勝狙う 日本勢16選手がシングルスにエントリー<卓球・WTTコンテンダーチュニス2024>
<卓球・WTTコンテンダーチュニス2024 日程:2024年6月25~6月30日 場所:チュニス(チュニジア)> 25日、WTTコンテンダーチュニス2024がチュニジアにて開幕する。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目が行われ、男女ともに日本選手が多数参戦する。 男子シングルスには、今大会第1シードの張本智和(智和企画)を筆頭に、吉村真晴(株式会社SCOグループ)、松島輝空(木下グループ)、篠塚大登(愛知工業大)、吉山僚一(日本大)が本戦から参加する。予選には、田中佑汰(個人)、及川瑞基(岡山リベッツ)、宇田幸矢(協和キリン)ら3人がエントリーしており、本戦出場を目指す。 中でも、宇田は3月のシンガポールスマッシュ以来、約3か月ぶりの国際大会出場となる。5月の日本リーグではチームの主力としてプレーしており、今大会でも活躍が期待される。 また、張本と篠塚以外の6人は21日まで開催されていた選考会からの連戦となり、特に予選から出場する3選手には厳しい状況となるだろう。 混合ダブルスでは張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)ペアがエントリーしている。張本/早田ペアは、WTTコンテンダーラゴスで優勝した林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)のペアとの、パリ五輪混合ダブルス第2シード争いが佳境に入ってきており、韓国ペアが参戦しない今大会では優勝を飾りたいところだ。 その他、男子ダブルスには張本/松島ペアがエントリーしており、本戦から出場する。 女子シングルスには、早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)、長﨑美柚(木下グループ)、森さくら(日本生命)、大藤沙月(ミキハウス)の5人が本戦から出場。笹尾明日香(日本生命)、横井咲桜(ミキハウス)、木村香純(トップおとめピンポンズ名古屋)の3人が予選から参戦する。 今大会では、早田が第1シード、張本が第2シードになっており、決勝での日本人対決にも期待したい。また、海外選手では、WTTスターコンテンダーリュブリャナで平野美宇(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)を破って準優勝したプリティカ・パヴァド(フランス)や、WTTコンテンダーラゴスで優勝したスリージャ・アクラ(インド)などが参戦している。 また、女子ダブルスには大藤/横井ペアがエントリーしており、WTTコンテンダーザグレブに続いての優勝が期待される。