「ふてほど」異例の“20冠”達成! 「Filmarks Awards」TVドラマ部門最優秀賞を受賞
映画レビュー投稿サイト「Filmarks」(フィルマークス)は26日、「Filmarks Awards」を発表し、「TVドラマ部門」では今年1月期に旋風を巻き起こしたTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」を最優秀賞に選出したと発表した。 【写真あり】超貴重!大ブレーク・河合優実の「ワンレンボディコン」姿 「令和の百恵ちゃん」と大反響 「Filmarks Awards」は、24年に公開された映画、放送・配信されたドラマ、アニメ、俳優、監督、全9部門の中から多くの人々の心を動かした最優秀賞、ベストFan!賞。各部門に今年の話題作が名を連ねた。 その中で「TVドラマ部門」では、今年の「2024ユーキャン新語・流行語大賞」にもなった「ふてほど」こと「不適切にもほどがある!」を最優秀賞に選出した。 「ふてほど」は、宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎(阿部サダヲ)。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。 毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプラ社会に押し付けがましくなく一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、SNS上で大反響を呼んだ。 ギャラクシー賞をはじめ、ザテレビジョンドラマアカデミー賞や放送文化基金賞、ATP賞テレビグランプリなど数多くの賞を受賞。18冠の表彰ラッシュで話題となり、今年の「2024ユーキャン新語・流行語大賞」ではドラマの略称「ふてほど」が年間大賞に選ばれた。流行語大賞を含め、今回の「Filmarks Awards」で“20冠”となった。 「ふてほど」全10話は、今月30日・31日の2日間に渡り一挙再放送される。30日の午前7時から11時、11時10分から午後2時15分と、31日の午前10時から11時、11時10分から午後1時30分にかけて放送。Blu-ray&DVDに収録されている未公開カット集の中から一部を抜粋し、再編集して公開する。