内川沿い店舗、互いに魅力PR 観光客たくさん巡って 射水の商店会、他店の看板商品紹介
射水市新湊地区を流れる内川沿いの3店舗でつくる「内川商店会」は29日、各店舗でほかの店舗の看板メニューや魅力を紹介する取り組みを始める。おすすめ商品をほかの店舗で配ることにより、観光客にたくさんの店舗を巡ってもらう。 商店会は店舗同士が結束して内川のにぎわいにつなげようと、美容室「髪と髪の毛の357日」代表の経澤卓哉さん(31)、「ブリッジバー」店長の藤井宏祈さん(27)、水産物を扱う「東海水産」代表の東海勝久さん(48)が5月に結成した。住民や観光客に目的の店舗だけでなく、別の店舗にも立ち寄ってもらうため、各店が協力して周遊性を高めることにした。 活動の第一弾として東海水産が提供するズワイガニの干物「かにぼし」の試供品を美容室とバーに置き、訪れた人に味わってもらう。今後は加盟店舗数をさらに増やして活動の輪を広げることにより、より多くの観光客が行き交う内川沿いを目指す。 3人は「店舗同士のつながりを強めることにより、魅力的な店舗が内川沿いに多くあることを伝えていきたい」と意気込んだ。